薄毛の方は知っておきたい知識
薄毛にお悩みの中には、毎月育毛剤を購入している方、今までのシャンプーより高価な育毛シャンプーを続けている方、毎月服用薬を続けている方、などが思うことは健康保険の適用はないのかということです。
薄毛も脱毛症を呼ばれるので、病気の一種で保険適用で安くなるのではないかと思われた方はいらっしゃるのではないでしょうか?薄毛の方が知っておきたい薄毛治療には、「健康保険が適用されない」ということです。
このことを知らない人は必ず知っておきましょう。これを知らないで、当クリニックにも足を運ばれる方がおられます。では、なぜ薄毛が保険適用外なのか見ていきましょう。
薄毛治療は贅沢?
薄毛治療の男性型脱毛症AGAや女性男性型脱毛症FAGAなどは、現在保険適用外になります。これは日本の厚生労働省が定めた、健康保険を適用する区分にこれらの脱毛症は含まれていないためです。今後変更される可能性もあり、健康保険が適用される可能性はゼロではありません。
今現在、薄毛治療は美容整形と同じ分類であり自由診療に該当します。薄毛が原因で健康を損なうということは考えづらく、生命の維持には関わらないということもあり保険が適用外になっています。
自由診療とは?
自由診療とは、健康保険が適用されない診療になります。薄毛治療もこれに該当するものがあり、その他厚生労働省が承認していない未承認の治療薬であったり、最先端医療であったり、ガンの治療薬であったりと保険が適用されず個人の全額負担になります。
クリニックや一部の機関では、日本では未承認の薄毛治療薬(服用薬、外用薬、など)を処方しているところも存在していたり、その機関特別の配合割合などもすべてこの自由診療に該当し、全額自己負担になります。
薄毛でも保険が適用されるものがある?
薄毛の種類によっては保険が適用されるものもあります。例えば、免疫疾患によるものや皮膚疾患に該当するもの(脂漏性皮膚炎による脱毛症、自己免疫の低下により細菌の繁殖による円形脱毛症など)自己判断では難しくなっているため、当院や他の専門機関にご相談されることをお勧めしております。
抜け毛が一気に増えてきた方や進行のスピードがかなり速いと感じる方は、これらに該当する場合がありますので、すみやかに医療機関で診察をするようにしましょう。
薄毛治療薬も安価になってきています
薄毛治療薬が近年安価になっていることをご存知でしょうか?以前から個人で海外から輸入されている方は話は別になりますが、以前より日本のクリニックや皮膚科などで処方されていた薬の値段をご自身の希望により、ジェネリック薬に替えることで患者様負担が軽減されます。
ジェネリック薬への変更は各機関で取り扱っているものが異なりますので、名称がさまざなになっております。長年、プロペシアを服用されている方で、少しでも月々の負担を減らしたいという方は、一度通われている機関に相談されることをお勧めいたします。