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ヘアカラーについて
ヘアカラーとは、ブリーチ剤を使用し毛髪のメラニン色素を分解し脱色を行い、好みの染料を入れ毛髪の内部でしっかり定着させるものです。
日本人の毛髪は少し黄色や赤色を帯びた黒色の毛髪の方が多く、欧米人は黄赤系や金髪などの方が存在します。これは髪の内部のメラニン色素(遺伝的な要素)が毛髪の色を決めているため、生まれてからは大きく変化はありません。
しかし、ヘアカラーを行うことで生まれ持った毛髪の色を変えることが可能なため、日本だけでなく世界中で行われている行為になります。
女性が特に気にするヘアカラー
「定番人気のヘアカラーはこの色、このシーズン一押しのトレンドカラー」、「春夏に大流行するトレンドカラーはこれ、春夏はこの色で決まり!」などをテレビ・雑誌・インターネット・SNSなどを参考にされている方は多いのではないのでしょうか。
特にこれらを意識するのは女性が多くなっています。男性は仕事の都合上髪を染められなかったり、流行の移り変わりが女性のように早いものではありません。
多くの女性が、流行のヘアカラーに敏感な理由としては、毛髪の色をファッションやオシャレの一部として考えるため、シーズンごとや年単位で変える方が多くなることが挙げられます。
薄毛治療中でもヘアカラーは可能なのでしょうか?
薄毛治療中でもヘアカラーはしたいという方は多くいらっしゃいます。当院にご相談される方でも特に女性に多くなりますが、薄毛治療中であればヘアカラーは避けていただきたい行為のひとつになります。
ヘアカラーが及ぼす影響は毛髪だけではなく頭皮にも及びます。ご自身で薄毛対策をされている方の中には、ヘアカラーを継続したままされている方もおられますが薄毛改善までのスピードや期間は変わってくることが多くなっています。
薄毛治療中で白髪が気になる場合はどうすれば良いのでしょうか?
白髪は加齢とともに進行することが多く、薄毛の方の多くに白髪が混じっている方がおられます。
どうしても白髪が気になる方であれば染髪の頻度を減らし、ヘアカラー剤ではなくヘナによるカラーをお勧めしております。
ヘナはミソハギ科の植物でハーブの一種になります。ヘナの使用には、白髪を染める以外にもデトックス効果もあり、毒素を排出し毛髪をしっかりさせてくれる働きもあります。
薄毛治療中はオシャレは後回し
薄毛治療中であれば、オシャレのためのヘアカラーはできるだけ避けましょう。ヘアカラーによる頭皮や毛髪への影響を考えると、薄毛治療とヘアカラーの同時進行はお勧めできるものではありません。
どうしても薄毛治療であってもヘアカラーをされたい方は、自己責任で行うようにしましょう。
当クリニックでは、薄毛治療を受けられている方から些細な質問や不安を解消できるような環境作りに力を入れております。
当クリニックに通われている方で質問や不安なことがございましたら、医師・看護師・スタッフまでお気軽にご相談ください。