薄毛のボーダーライン|薄毛治療はCLクリニック姫路院へ

薄毛のボーダーライン

 薄毛には、正確な基準というものが存在しません。わかりやすくお伝えすると、おでこが何センチになると薄毛と判断されたり、頭頂部の髪の毛の本数が何本になれば薄毛と判断するといったように明確な基準が存在しないということです。
 自分が薄毛かどうかは、自分自身の判断(過去の自分と比べる)に委ねられているところがあります。そのため自分が抜け毛が多く、多少薄くなってきている部分があったとしても、その人が薄毛だと思っていなければ薄毛ではないといったように個人の見解で分かれるところではあります。

薄毛が心配な方のチェック方法

 最近、シャンプーの際の抜け毛が増えたと感じる方、寝起きの枕に落ちている髪が増えている方、ドライヤーの際に多く抜けてしまう方、など抜け毛が増えると多くの方が薄毛のサインかと思い不安になることが多いのではないでしょうか?自分が薄毛に近づいているかどうかを知るためのひとつの方法として、自分の抜け毛の本数が「平均的な抜け毛の本数」より多いのかどうかを知りましょう。

1日平均的な抜け毛の本数

 まず、知っていただきたいのが毛には寿命があり毎日毛(髪の毛、体毛、陰毛)が抜けていきます。それは、異常なことではなく人間の体に備わったシステムのひとつなのです。毛は体のシステムで自然に抜け落ちていきます。しかし、抜け落ちていくばかりでなく新しく生えてくるものもあります。
 このことを「毛周期」と呼びます。髪の毛を含めそれ以外の体毛もこの毛周期があることで、毛が抜けたり生えてきたりというのを繰り返しています。1日平均的な抜け毛の方であれば、50本~100本であれば正常な範囲の抜け毛になります。季節により増減はあります。
 ということは、1日にこの本数以上毎日抜け続けていくと、新しく生えてくるよりも抜ける方が多くなっているため、薄毛が進行している可能性があります。

1日の抜け毛をすべて把握することは困難

 自分が正常な範囲内の抜け毛の本数なのかを調べることは、ほぼ不可能に近くなっています。その理由としては、髪の抜けるタイミングがいつかハッキリしていないためです。

  例えば多く抜けるタイミングとして、シャンプーをしているとき、ドライヤーで髪を乾かしているとき、髪をブラッシングしているとき、などであって、それ以外の食事をしているとき、歩いているとき、仕事をしているときでさえ髪は抜けています。
 それをすべて把握することは不可能に近いでしょう。では、自分で抜け毛の数が増えているかどうか知るために、同じタイミングでの抜け毛を把握することが一番現実的でしょう。

季節によっても抜け毛の本数も変わる?

 例えば同じタイミングで抜け毛の本数を認識しようとしても、季節によって抜け毛の本数が変わることがあります。わかりやすくお伝えすると人間だけが毛周期で毛が生え変わっているのでなく、身近なところの犬や猫も毛が生え変わっています。

 犬や猫も季節によって毛質が変わります。簡単に言えば、夏用の毛と冬用の毛です。そのため季節が変わる春頃や、秋ごろになると抜け毛が増えています。人間にも季節の変わり目で多少変わることがあり、なかなか同じタイミングであったとしても1年を通して増減を把握しづらいといったことがあります。

薄毛のボーダーラインは1日の抜け毛の本数

 薄毛のボーダーラインは人によって異なることを最初にお伝えいたしました。薄毛が進行しているひとつの目安としては、1日の抜け毛の本数を確認することです。こういった日々のチェックは大事になりますが、そういった中で気付いていただきたいポイントがあります。それは、一気に抜け毛の本数が増えていないかどうか。抜けている毛が以前より細くなっていないか、抜けている毛が短くなっていないか、抜けている毛の毛根部分が小さくなっていないかなど普段抜けているものと違いが出てくると薄毛への危険のサインかもしれません。
 そういった薄毛の初期の段階でクリニックや皮膚科に相談することで原因が判明し、薄毛なのか、それとも異なった皮膚病なのかが判るでしょう。いつもと抜け毛が異なっていると早めに知ること、そしてその変化をクリニックや専門機関へ相談することで、今ある髪の毛を長期間保つことができるでしょう。当クリニックでも薄毛になる前から多くの患者さんが、薄毛の相談や抜け毛の相談に来られています。薄毛治療や抜け毛の相談は当クリニックを含め、経験と知識のある機関へ相談されることをお勧めしております。

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