目次
1.AGA治療で起こる初期脱毛
AGA治療には様々な方法が用意されていますが、薬による治療を行った際に「初期脱毛」と呼ばれる副作用が現れる可能性があります。
頭髪を発毛されるための治療なのに、逆に毛が抜けてしまうというのは不安になりますよね。
今回は、AGA治療で起こる可能性のある初期脱毛について、原因や対処法などを解説していきます。
姫路でAGA治療を考えているが、副作用が心配で一歩踏み出せていない方は参考にしてください。
2.初期脱毛は効果の現れ
初期脱毛を初めて体験した方は不安に感じてしまいますが、心配することはありません。
実は、初期脱毛が起こったということは「投薬の効果が出始めた」という証拠となります。
初期脱毛によって抜け落ちる頭髪は、AGAの影響により乱れた毛周期の毛なのです。
乱れた毛周期により弱っている毛を正常なサイクルに戻すため次に生えてくる毛が弱った毛を押し出すことで生え変わりをします。
3.薄毛を治療する上で大切な「毛周期」
AGA治療によって薄毛を解消するためには、毛周期の乱れを正常に戻す必要があります。
毛周期には、「成長期」・「退行期」・「休止期」という3つの段階が存在します。
成長期:新たに髪が生えてきて太く成長する段階
退行期:髪が成長しきって成長が止まる段階
休止期:髪が抜け落ちる段階
この3つの段階の内、休止期間で新しい髪の毛が生まれます。
毛周期が何度も繰り返されることによって、髪の毛は常に新しいものに生え変わっているのです。
4.薄毛のメカニズムと初期脱毛
上で毛周期について説明しましたが、成長期の期間が短縮されてしまうと、髪が十分に成長しきる前に抜け落ちてしまいます。
つまり、AGAによって成長期が短くされてしまうため、正常ならば2~5年をかけて太くしっかりした毛に成長するはずの頭髪が、細く短い毛のままで抜け落ちるのです。
それでは、薄毛のメカニズムと初期脱毛の関係性をご説明していきます。
発毛の有効成分「ミノキシジル」を頭皮へ塗布または服用すると、その成分が毛母細胞に働きかけます。
そうすると、毛母細胞が活性化し、休止期の段階の毛が通常より早く成長期に切り替わります。
その結果、元々生えていた髪の毛が、新たに成長期を迎えた新しい毛に押し出されて抜け落ちるのです。
これが初期脱毛が起きる原因となります。
しかし、髪の毛は毛周期がある以上いつか抜けてしまいます。髪の毛は通常10万本あるとされているため、初期脱毛によって弱っている毛が一時的に抜けたとしてもそれほど心配する必要はありません。
5.初期脱毛が起こる期間
続いて、AGA治療で薬を服用した際に、初期脱毛が起き始める期間についてご紹介します。
基本的には、薬を使用し始めてから約1~2ヵ月の間で初期脱毛が起こります。
また、有効成分「ミノキシジル」で初期脱毛が起こるのは有名ですが、それ以外の「フィナステリド」でも同様に初期脱毛などの副作用があります。
しかし、初期脱毛は薬の効果が現れている証拠とも言えますので、それほど心配する必要はありません。
6.副作用が気になるならメソセラピー
初期脱毛などの副作用は起きても問題ないことですが、それでも気になる方もいるでしょう。
副作用がどうしても気になる方は、内服薬・外用薬以外にメソセラピー(頭皮注射)を併用利用しましょう。
フィナステリドやミノキシジルといった内服・外用薬の場合発毛実感まで期間がかかります。そのため一時的に不安やストレスを感じることがあります。
内服薬では吸収率や血流により効果はゆっくりとなり、外用薬では頭皮への浸透率が効果の発現に影響します。
そこで、メソセラピーを併用することで頭皮へ直接アプローチをかけ、より効果の実感をあげることができます。
より効果を求める場合はこれらの治療を併用して行えるクリニックで相談してみましょう。
まとめ
以上が、AGA治療で起こる初期脱毛の説明となります。
投薬による治療を行った場合、副作用のリスクというのは必ずついてきます。
これからAGA治療を始められる方は、副作用をよく理解して頂き、安心して治療を継続していきましょう。
また、AGAクリニックや発毛サロンでカウンセリングを受けた際に、副作用のリスクなどを事前に説明してくれるところだと豊富な実績と知識があると考えて良いでしょう。
当クリニックは、姫路で数少ないAGA治療を専門としているクリニックとなります。
数多くのAGAの症例がございますので、初期脱毛などの副作用についても最適な対処を行うことが可能です。
姫路付近でAGA(男性型脱毛症)による薄毛にお悩みの方は、是非一度ご相談ください。